今回はコンデンサ交換の事例です。
コンデンサがガス漏れを起こしていましたので、コンデンサの交換作業を行いました。
写真がガス漏れしたコンデンサです。ガス漏れ部分が黒く変色しています。
新品では何も変色していません。
ところでコンデンサとはどんなものでどんな働きをしているのでしょうか?
コンデンサとは別名凝縮器とも呼ばれており、冷却用の高圧ガスを液化させるために凝縮させ、その液化した冷媒液を膨張弁、エバポレーターに送る機械です。その後、エバポレーターが冷媒液を気化させることによって、空気が冷たくなる仕組みとなっています。
ですので、冷凍車における心臓の一部といっても過言ではありません。
コンデンサがしっかりとガスを制御しなければ、今回のようなガス漏れが発生し、液化がうまくいかず、冷却ができなくなってしまいます。
また、コンデンサの故障の原因として弊社で多く扱うのは、コンデンサコアの動作不良です。その際は、コンデンサコアの取替を行わせて頂きます。
コンデンサの不具合によって、冷凍車が冷えなくなることは冷凍車の故障原因でも多々あることです。ただ、故障原因の究明を行うのは非常に難しいです。
弊社では冷凍車のプロが多数いるので、故障原因の究明を早急に行い、修理を行えます。
冷凍車が冷えない等何かおかしなことがありましたら、お気軽にお問合せ下さい。
メールでのお問合せ:inquiry@nihon-russell.co.jp
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