いよいよ夏本番を迎え、アイスクリームや冷製料理など、冷たい食べ物がおいしい季節になりましたね。
今年はコロナの影響も相まって、生鮮・冷凍食品の需要が高まっていることもあり、街中では例年以上に冷蔵・冷凍車が大活躍しています。
このような状況もあってか、当社でも”今まで別用途で使っていた車輌を冷蔵・冷凍仕様にカスタマイズしたい”というご依頼が増えています。
通常、冷蔵・冷凍車は自動車メーカーから販売されていない為、すでに架装された中古車輌を購入することが主流です。
しかし、新たに買い替えるのには手間もコストも掛かりますよね。
すでに使用している車輌を改造できれば、、、ということで、
今回は、カスタマイズの事例と通常車輌を冷蔵・冷凍車にカスタマイズ・改造するメリットや注意点についてご紹介します!
まずは、以下が今行っているハイエースの冷蔵・冷凍車への改造の写真です。内部のパネルを張替、冷凍機を取り付けて冷蔵・冷凍車へと改造をしていきます。
- 改造・カスタマイズによるメリット
メリット① 冷凍機が新品にできる
新品で車輌購入される場合は、価格が高くなります。中古車で車輌を購入する場合は、価格は安く抑えられますが、冷凍機が故障しないか不安があるという方もいらっしゃると思います。冷蔵・冷凍車に改造するメリットとして冷凍機は新しいものに変えられ、故障の不安がないという事があげられます。車輌本体は長く使えても冷凍機が壊れるという事は多々あり、結局修理代がかかり高くなるというケースを多く目にします。
メリット② 用途に合わせた車輌が製作できる
入れ替わりの激しい中古車市場では、事業や用途に合った理想的な車輌に、いつでも必ず巡り合えるわけではありません。
荷室の形状や、冷蔵・冷凍機の性能など、ご自身の希望通りの装備ができるのは、カスタマイズならではのメリットですよね。
- カスタマイズ・改造に伴う対応について
実際に改造を行う場合、「構造変更検査」の手続きが必要になります。
「構造変更検査」とは、車輌のサイズや重量、形状などに変更があった場合に行う、運輸支局もしくは自動車検査登録事務所への申請のことです。
車輌はいつも車検証に記載された構造と同じでなければいけません。
この申請ができていないままでは違法車となり、公道での走行ができなくなってしまいます。
但し、軽度の変更であれば、検査が簡素化もしくは不要になる場合もあるので、詳細についてはぜひ「自動車技術総合機構」が公開している情報を確認してみてください。
- 自身でカスタマイズ・改造することはできる?
車輌改造の技術や知識が豊富な方であれば、ご自身でコンテナを架装し、車内クーラーの冷気を持ってくるなど、、、特殊なケースもあるようです。
しかし、通常の車輌とは違い、冷蔵・冷凍車のような特殊車両への改造は、冷蔵・冷凍機の知識や、板金の加工・溶接などの高度な技術が必要となります。
先ほどご紹介したような規定に違反しないようアレンジすることなど、やはり専門業者に依頼する方がスムーズ且つ確実な方法と言えます。
- カスタマイズ・改造も、ぜひ日本ラッセルへ!
ここまで、通常車輌の冷蔵・冷凍車への改造について、ご紹介致しましたがいかがでしょうか。
現在、カスタマイズや改造をご検討中であれば、ぜひ日本ラッセルへお問合せください!
経験豊富なスタッフがご相談に応じます!
メールでのお問合せ:inquiry@nihon-russell.co.jp
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