3室(低温・中温・常温)仕様冷凍車への取付

特殊事例の紹介

コロナの影響もあり、通信販売の需要が格段に高まっている現代。

ECサイトを活用すれば、出かける必要なくほとんどの商品を手に入れられます。

なるべく外出を控えるべき今では、ライフラインとなる食品の配達サービスは特に需要が高まっており、幅広い品揃えが求められています。

そうした現代の消費者ニーズの多様化により、コールドチェーン(低温物流)においても、必要な時に必要な量の配送を行う多頻度小口配送に適した車両や架装が注目され始めています。

今年1月の記事で、2室式冷凍車についてご紹介いたしましたが、今回は少し珍しい3室式の架装を行いました。

こちらの架装はその名の通り、荷室を3つに仕切り、それぞれの部屋にて別の温度管理を行えるようにします。

前回の記事でもお伝えしましたが、管理温度が異なる荷物を1台で運搬できることで、わざわざ用途ごとに車両を準備する必要が無くなり、大幅なコストダウンが期待できます。

今回の取付では「低温・中温・常温」の3つの温度帯が管理できるようになっています。

積載量は3トン弱と1室あたりの収容量は若干狭いですが、どんな温度帯にも対応出来る為、1回の配送で運べる荷物のバリエーションは多くなります。

カチカチに凍らせる必要のある冷凍食品は、低温(-5℃~-18℃)で・・・

鮮度を保つ必要のある肉や魚、野菜などは、中温(-5℃~5℃)で・・・

その他、許容温度の範囲が広い食品などは、常温で・・・など。

多品種を扱う食品物流では、大変便利な仕様です。

日本ラッセルでは、今回のような3室式の特殊架装に対しても柔軟に対応させて頂いております。 いつでもお客様の用途に合わせた冷蔵・冷凍機取付のご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問合せくださいませ。

メールでのお問い合わせ:inquiry@nihon-russell.co.jp

電話でのお問い合わせ:東京 03-3799-2111 北海道 011-372-2181

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