北海道等の寒冷地では商品が傷まないよう、庫内を冷やすだけでなく温める機能も求められます。また、コンビニやスーパーへのお弁当や総菜等暖かいものを配送する際に求められることもあります。精密機器の配送の際にも必要とされる場合があります。
温水加温装置のみの取付も可能ですが、スタンバイ装置も同時につけられます。スタンバイ装置があれば、走行中や待機中（帰庫してからの出庫までの間など）にコンテナ庫内を温めることができます。加温温度については、任意で温度設定ができます。スタンバイ装置は家庭用電気の交流１００Ｖにも対応していますので、新たに電気工事をする事無くどこでも運転が可能です。また、温水ヒーターなので火事等の心配がなく安全です。
前室、後室それぞれに独立したエバポレ―ターを設け前後それぞれの温度設定をすることが可能です。
後室にもエバを設けることにより（冷凍＋冷蔵）はもちろん前述の温水加温器との組み合わせにより（冷凍＋加温）等とより幅広い温度帯の設定も可能。
前室の空気を間仕切りに取付けたファンで後室に送り込み冷却します。
（冷凍＋冷蔵）等に設定できます。
間仕切りのファンにはセンサーを設け後室設定温度到達時にはファンをとめます。
天井にファンモーターをダクトを取付け前室の冷気をより後方まで飛ばし後室を冷やす方法です。
間仕切りに埋め込まれたファンを用いる場合よりもより高く荷物を積載する事が出来ます。
ダクト部分にはセンサーを取付け設定温度到達時にはファンをとめます。
トレーラーに冷凍機を取り付ける際は、サブエンジン式の冷凍機を用いることが多いです。但し、フルトレーラーや短いセミトレーラーの場合は、サブエンジン式の冷凍機の取付場所がない為、サブエンジン式の冷凍機取付ができません。その為、弊社ではトレーラー用にメインエンジン直結式冷凍機を行っております。こちらの方法であれば、フルトレーラーや短いセミトレーラーにも取付が可能で、トレーラーの走行中及び停車中に温度管理ができるようになります。また、メインエンジン型の冷凍機の為、サブエンジン式と比較しても故障をおこしにくく、修理の部品代が抑えられ、維持費が安くなります。
